ボジョレー・ヌーヴォーと相性抜群!簡単料理のレシピ集

 

1. はじめに

1-1. ボジョレー・ヌーヴォーの魅力

皆さん、こんにちは!秋も深まり、そろそろボジョレー・ヌーヴォーの季節がやってきましたね。毎年11月の第3木曜日に解禁されるこの若々しいワイン、待ち遠しく感じている方も多いのではないでしょうか?

ボジョレー・ヌーヴォーは、フランスのボジョレー地方で造られる新酒ワインです。フレッシュでフルーティーな味わいが特徴で、軽やかな飲み心地が魅力的。ワイン通の方はもちろん、普段あまりワインを飲まない方にも親しみやすい、秋の風物詩とも言えるワインなんです。

実は、このボジョレー・ヌーヴォー、ただ飲むだけじゃもったいない!お料理と合わせることで、その魅力がさらに引き立つんです。今回は、そんなボジョレー・ヌーヴォーと相性抜群の簡単レシピをご紹介します。これを参考に、お家で素敵なワインパーティーを楽しんでみてはいかがでしょうか?

1-2. ワインに合う料理の基本

さて、ボジョレー・ヌーヴォーに限らず、ワインと料理のペアリングには、いくつかの基本的なポイントがあります。これを押さえておけば、素敵なマリアージュを楽しむことができますよ。

まず、ワインと料理の味わいのバランスを考えることが大切です。軽い味わいのワインには軽めの料理、濃厚なワインには味わい深い料理というように、強さを合わせるのがポイントです。

また、ワインの酸味や渋みを和らげてくれる要素を料理に取り入れるのも良いでしょう。例えば、脂肪分のある料理は渋みを和らげてくれますし、酸味のある料理はワインの酸味と調和して美味しく感じられます。

ボジョレー・ヌーヴォーの場合、フルーティーで軽やかな味わいが特徴なので、重すぎない料理と合わせるのがおすすめです。フルーツやチーズ、軽めの肉料理などが好相性。これらを念頭に置きながら、今回ご紹介するレシピをチェックしてみてくださいね!

 

2. ボジョレー・ヌーヴォーに合う前菜レシピ

2-1. チーズプラトー

ボジョレー・ヌーヴォーと言えば、やっぱりチーズが外せません!さまざまな種類のチーズを盛り合わせたチーズプラトーは、ワインパーティーの定番前菜です。見た目も華やかで、テーブルを彩る素敵なアイテムになりますよ。

2-1-1. おすすめチーズの種類

チーズプラトーには、味や食感の異なる3~5種類のチーズを選ぶのがおすすめです。ボジョレー・ヌーヴォーに合わせるなら、以下のようなチーズがおすすめですよ。

1. カマンベール:クリーミーでまろやかな味わいの白カビチーズ。
2. コンテ:ナッティーでコクのあるハードチーズ。
3. ブルーチーズ:刺激的な風味が特徴の青カビチーズ。
4. シェーブル:山羊乳特有の酸味が爽やかなフレッシュチーズ。
5. ブリー:濃厚でクリーミーな白カビチーズ。

これらのチーズを組み合わせることで、味わいの変化を楽しめます。また、チーズの温度は室温に戻してからサーブするのがポイント。冷蔵庫から出したてのチーズは香りや風味が抑えられてしまうので、30分ほど前に出しておくと良いでしょう。

2-1-2. 盛り付けのコツ

チーズプラトーの盛り付けは、見た目の美しさも大切です。以下のポイントを押さえて、素敵な盛り付けを心がけましょう。

1. 大きめの木製まな板や平らな大皿を使用する。
2. チーズは種類ごとに切り分けて、扇形に並べる。
3. チーズの間に干しぶどうやナッツ類を散らす。
4. ブドウやイチジクなどの新鮮なフルーツを添える。
5. ロースト胡桃やスライスしたバゲットを添える。
6. ハーブ(ローズマリーやタイム)を飾りとして使用する。

これらのポイントを押さえれば、見た目も味も楽しめる素敵なチーズプラトーの完成です。ワインを片手に、おしゃべりを楽しみながら、さまざまな組み合わせを試してみてくださいね。

2-2. 生ハムとフルーツのピンチョス

次におすすめなのは、生ハムとフルーツを組み合わせたピンチョス。ピンチョスとは、スペイン北部バスク地方の郷土料理で、一口サイズのおつまみのこと。見た目も可愛らしく、パーティーにぴったりの一品です。

2-2-1. 材料と作り方

【材料】(4人分)
・生ハム(パルマハムやハモンセラーノなど):8枚
・洋ナシ:1個
・イチジク:2個
・ブルーチーズ:50g
・蜂蜜:大さじ1
・バゲット:8枚(薄切り)
・ピック(つまようじでも可):8本

【作り方】
1. バゲットを薄くスライスし、オーブンで軽くトーストする。
2. 洋ナシとイチジクを1cm角に切る。
3. ブルーチーズを小さくちぎる。
4. トーストしたバゲットの上に、生ハムを半分に折って乗せる。
5. 生ハムの上に、フルーツとブルーチーズを乗せる。
6. 蜂蜜を少量かける。
7. ピックを刺して完成!

とっても簡単でしょう?材料を切って乗せるだけなので、パーティーの準備に追われる時でもサッと作れちゃいます。

2-2-2. アレンジのポイント

このピンチョス、実はアレンジが自由自在なんです。季節や好みに合わせて、材料を変えてみるのも楽しいですよ。

・フルーツの変更:洋ナシやイチジクの代わりに、ぶどうや柿、りんごなどを使用。
・チーズの変更:ブルーチーズの代わりに、カマンベールやゴルゴンゾーラを使用。
・蜂蜜の代わりに:バルサミコ酢を少量かけても美味。
・ナッツをプラス:刻んだくるみやアーモンドを散らすと、食感が楽しくなります。
・ハーブをプラス:生ハムの上に小さなバジルの葉を乗せると、香りが豊かに。

これらのアレンジを楽しみながら、自分好みのピンチョスを見つけてみてくださいね。ボジョレー・ヌーヴォーとの相性も抜群で、ワインの果実味がより引き立ちます。

さて、前菜の準備ができたら、いよいよボジョレー・ヌーヴォーを開けましょう!チーズプラトーと生ハムとフルーツのピンチョスを片手に、フレッシュな味わいを楽しんでくださいね。次章では、ボジョレー・ヌーヴォーに合うメインディッシュのレシピをご紹介します。

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3. メインディッシュレシピ

3-1. 鶏肉のハーブロースト

ボジョレー・ヌーヴォーに合うメインディッシュと言えば、やっぱり鶏肉料理!今回は、誰でも簡単に作れる「鶏肉のハーブロースト」をご紹介します。香り豊かなハーブと相性抜群のワインと一緒に、至福のひとときを楽しみましょう。

3-1-1. 材料と下準備

【材料】(4人分)
・鶏もも肉:4枚
・オリーブオイル:大さじ2
・にんにく:2片(みじん切り)
・ローズマリー:2枝
・タイム:4~5枝
・レモン:1個
・塩、黒こしょう:適量

【下準備】
1. 鶏もも肉は余分な脂肪を取り除き、塩、こしょうで下味をつける。
2. ハーブは洗って水気を拭き取り、レモンは薄くスライスする。

3-1-2. 調理手順

1. オーブンを200度に予熱する。
2. 耐熱皿に鶏肉を並べ、ハーブとレモンスライスをのせる。
3. にんにくとオリーブオイルを全体にまぶす。
4. 予熱したオーブンで25~30分焼く。
5. 肉汁を上からかけながら、さらに5分焼く。
6. 肉に火が通ったら完成!

3-1-3. ソースのレシピ

シンプルなレモンバターソースを添えると、さらに美味しくなりますよ。

【材料】
・バター:50g
・レモン汁:大さじ1
・白ワイン:大さじ2
・塩、こしょう:少々

【作り方】
1. 小鍋でバターを溶かし、白ワインを加えて軽く煮詰める。
2. レモン汁、塩、こしょうで味を調える。
3. 出来上がった鶏肉にかけて召し上がれ!

3-2. キノコのリゾット

もう一つのおすすめは、秋の味覚たっぷりの「キノコのリゾット」。クリーミーな口当たりとキノコの香りが、ボジョレー・ヌーヴォーの果実味を引き立てます。

3-2-1. 材料選びのポイント

・米:アルボリオ米やカルナローリ米など、リゾット向きの米を選ぶ。
・キノコ:しいたけ、エリンギ、マッシュルームなど、3種類以上使うと風味豊かに。
・ワイン:ボジョレー・ヌーヴォーを使えば、ワインとの相性も抜群!
・チーズ:パルメザンチーズがおすすめ。風味付けに使います。

3-2-2. 失敗しない作り方

1. キノコは食べやすい大きさに切り、みじん切りにした玉ねぎと一緒に炒める。
2. 米を加えてさっと炒め、ワインを注いで香りをつける。
3. 温めておいたスープを少しずつ加え、米が柔らかくなるまで煮る。
4. 火を止め、バターとパルメザンチーズを加えてなめらかに。
5. 塩、こしょうで味を整え、お皿に盛り付けたら完成!

ポイントは、スープを少しずつ加えること。米の芯が少し残る程度の「アルデンテ」な食感を目指してくださいね。

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4. デザートレシピ

4-1. フルーツタルト

ボジョレー・ヌーヴォーの締めくくりには、フルーツタルトがぴったり。季節のフルーツを使って、華やかに仕上げましょう。

4-1-1. タルト生地の作り方

【材料】
・薄力粉:200g
・無塩バター:100g
・砂糖:50g
・卵黄:1個
・冷水:大さじ1~2

【手順】
1. バターをサイコロ状に切り、粉と砂糖とよく混ぜる。
2. 卵黄と冷水を加えてさっくりとまとめる。
3. 冷蔵庫で30分ほど休ませる。
4. めん棒で伸ばし、型に敷いて180度のオーブンで20分焼く。

4-1-2. フルーツの選び方と盛り付け

・旬のフルーツを選ぶ(秋なら柿、ぶどう、洋ナシなど)
・色とりどりのフルーツを組み合わせる
・カスタードクリームを薄く敷き、その上にフルーツを並べる
・仕上げにアプリコットジャムを薄く塗ると艶やかに

4-2. チョコレートムース

チョコレート好きにはたまらない、なめらかなチョコレートムース。ボジョレー・ヌーヴォーと合わせれば、大人のデザートに。

4-2-1. 材料と作り方

【材料】(4人分)
・ダークチョコレート:100g
・生クリーム:200ml
・卵白:2個分
・砂糖:大さじ2

【手順】
1. チョコレートを湯煎で溶かし、粗熱を取る。
2. 生クリームを7分立てにする。
3. 卵白を泡立て、砂糖を加えてメレンゲを作る。
4. 溶かしたチョコレートに生クリーム、メレンゲの順に加えて混ぜる。
5. 器に注いで冷蔵庫で2時間以上冷やせば完成!

4-2-2. ワインとチョコレートのマリアージュ

ボジョレー・ヌーヴォーとチョコレートのペアリングは、好みにもよりますが意外と相性が良いんです。ワインのフルーティーさとチョコレートの甘みが絶妙なハーモニーを奏でます。ぜひ試してみてくださいね。

 

5. ボジョレー・ヌーヴォーを楽しむためのテーブルコーディネート

美味しい料理とワインが揃ったら、次は素敵な空間作り。ちょっとしたコツを押さえるだけで、おうちでも本格的なワインパーティーの雰囲気を演出できちゃいますよ。

5-1. テーブルクロスと食器の選び方

・テーブルクロス:深みのある赤や落ち着いたベージュがおすすめ。木のテーブルならそのまま使うのも◎
・ワイングラス:大きめのボウルのグラスを。ステムの長いものだとより華やかに
・お皿:白い食器を基本に。1~2点だけ柄物や色物を入れるとアクセントに
・カトラリー:シンプルなシルバーが使いやすい。ゴールドを加えると華やかさUP
・ナプキン:クロスと同系色か、差し色として使うのもGood

ポイントは、あまり凝りすぎないこと。気取らず楽しめる雰囲気作りが大切です。

5-2. 季節の花を使った簡単デコレーション

お花があるだけで、テーブルが一気に華やかになりますよ。

・メインの花瓶:テーブルの中央に。背の高すぎないものを選んで

・小さな花をちりばめて:ミニ花瓶や小さなグラスに1輪ずつ入れて配置

・秋らしさを演出:紅葉した枝や木の実を添えるのもおすすめ

・キャンドルを灯して:ティーライトキャンドルを2~3個置くと雰囲気◎

花は、バラやガーベラなど色鮮やかなものを。ボジョレーの赤と相性の良い、オレンジや黄色系がおすすめです。

 

6. まとめ

6-1. ボジョレー・ヌーヴォーを楽しむポイント

さて、ここまでボジョレー・ヌーヴォーと楽しむための料理やテーブルコーディネートについてご紹介してきました。最後に、ボジョレー・ヌーヴォーを100%楽しむためのポイントをおさらいしましょう。

1. 温度にこだわる:一般的には13~15度くらいが飲み頃。少し冷やしすぎくらいがちょうどいいと言われています
2. グラスにこだわる:大きめのボウル型グラスで香りを楽しむ
3. 料理とのペアリング:軽めの前菜や肉料理、チーズとの相性が抜群
4. 楽しい雰囲気づくり:気取らず、カジュアルに楽しむのがコツ
5. みんなで乾杯:友人や家族と一緒に楽しむことで、より美味しく感じられる

6-2. 簡単レシピで素敵なホームパーティー

今回ご紹介したレシピは、どれも難しい調理技術を必要としないものばかり。お料理が苦手な方でも、ちょっとした工夫で素敵なホームパーティーが開けちゃいます。

ボジョレー・ヌーヴォーの季節は、新しい出会いや再会の機会にもぴったり。「ちょっと家に遊びに来ない?」なんて気軽に友人を誘って、おしゃべりを楽しみながらワインを味わってみてはいかがでしょうか。

毎年11月の第3木曜日は、ボジョレー・ヌーヴォーと共に特別な1日を過ごしましょう。きっと素敵な思い出になるはずです。乾杯!