みんな大好きマグロの、お刺身以外の食べ方をご紹介

 

1. はじめに

1-1. 「マグロ=刺身」だけじゃもったいない!

お寿司やお刺身といえば、やっぱりマグロ。赤身に中トロ、大トロまで、シンプルにわさび醤油でいただくとたまらないおいしさですよね。でも実は、「マグロ=刺身で食べるもの」と思い込んでいませんか?

マグロは加熱してもおいしく食べられる、とても万能な魚。調理次第でまるでお肉のようなボリューム感も出せて、普段のごはんからおもてなしまで幅広く活躍してくれます。

1-2. 実は万能な食材、マグロの魅力再発見

高たんぱく・低脂質でヘルシー、しかも旨みがしっかりしているマグロは、実はどんな料理にもアレンジ可能。刺身で食べきれなかった分も、漬けにしたり火を通したりすれば、また違ったおいしさを楽しめます。

この記事では、そんなマグロの“刺身以外”の活用アイデアをたっぷりご紹介。おいしく、かしこく、マグロをもっと楽しみましょう!

2. マグロの基礎知識と部位ごとの特徴

2-1. 赤身・中トロ・大トロ…それぞれの使い方

マグロといえば、まずは赤身・中トロ・大トロの違いを押さえておきたいところ。
赤身:さっぱりしていてクセが少なく、加熱料理にも◎
中トロ:ほどよく脂がのっており、ステーキやソテー向き
大トロ:脂が多く、刺身・炙りが主流だが、レア焼きもイケる

それぞれの部位の特長を知ると、よりベストな調理法で楽しめます。

2-2. 部位別おすすめの加熱調理法とは?

赤身:たたきやユッケ、照り焼き、カツレツなど火を通す調理に最適
中トロ:表面だけ焼くレアステーキ、ガーリックソテーなど
カマ(顎の部分):塩焼きや煮つけが定番。脂がのっていて食べごたえ◎

刺身だけでなく、焼く・煮る・炒めるといった調理法でも部位によって魅力が変わるのがマグロの奥深さです。

2-3. 冷凍マグロの上手な扱い方

スーパーでよく見かける冷凍の刺身用マグロ。ポイントは解凍方法にあり。冷蔵庫でゆっくり解凍するのがベストですが、急ぐ場合は水を張ったボウルで袋ごと解凍してもOK。

完全に解凍せず半解凍くらいでカットすれば、きれいに切れるうえドリップも少なく、加熱用にも使いやすくなります。解凍後はなるべく早く使い切るのが鉄則です。

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3. お刺身以外の人気マグロレシピ集

3-1. 定番アレンジ:漬け、たたき、ステーキ

漬け:醤油・みりん・酒を合わせたタレにマグロを漬け込むだけ。ごはんに乗せれば漬け丼に!
たたき:赤身を軽く焼いて、氷水でしめてスライス。ポン酢と薬味でさっぱりと。
ステーキ:中トロ以上の部位をシンプルにソテー。外は香ばしく、中はレアが美味。

どれも簡単なのに贅沢感があり、刺身とはまた違った満足感が味わえます。

3-2. 丼ぶりでがっつり!マグロユッケ丼・マグロアボカド丼

ユッケ丼:赤身にごま油・にんにく・醤油・卵黄を合わせて。コチュジャンを少し加えると韓国風に。
アボカド丼:マグロとアボカドを同量カットして、わさび醤油+オリーブオイルで和えるだけ。

どちらも火を使わずに手早く作れて、見た目も華やか。おもてなしにもぴったりです。

3-3. サラダや前菜に!マグロのカルパッチョ風アレンジ

マグロの薄切りにオリーブオイル、レモン、塩こしょうをかけてカルパッチョ風に。ルッコラやベビーリーフと合わせれば、おしゃれな前菜に早変わり。
バルサミコ酢やパルメザンチーズをトッピングして、ワインにも合う一皿に仕上げるのもおすすめです。

4. 和風だけじゃない!マグロの多国籍アレンジ

4-1. 洋風:マグロのガーリックソテー&パスタ

赤身や中トロを使ったガーリックソテーは、まるでマグロのステーキ。オリーブオイルとにんにくでカリッと焼くだけで、ワインにも合う大人の一皿に。ローズマリーやタイムなどのハーブを加えれば、香りもぐっと引き立ちます。

さらに、マグロを粗くほぐしてトマトソースやアーリオ・オーリオと合わせれば、パスタの具材としても活躍。しっとりとした食感がパスタによく絡み、肉とはまた違うおいしさが味わえます。

4-2. 中華風:マグロのピリ辛炒めやマグロ麻婆

マグロの切り落としやぶつ切りを豆板醤、にんにく、生姜と一緒に炒めれば、中華風のピリ辛炒めに。食欲がない日にもぴったりなご飯が進む味です。

さらに、ひき肉の代わりにマグロのたたきを使って作るマグロ麻婆豆腐は、ヘルシーで軽やかなのに食べごたえ◎。辛さの中に魚の旨みが効いていて、意外な組み合わせにハマる人も多いアレンジです。

4-3. ハワイ風:定番ポキボウルやマグロタコス

マグロを使った海外料理といえば、やっぱりポキボウル

さらにひとひねりして、マグロタコスもおすすめ。トルティーヤにマグロ、野菜、チリソースなどを包めば、おうちで簡単に“映える”一品が作れます。パーティーやおつまみにも最適です。

5. マグロをおいしく食べきる保存と下ごしらえのコツ

5-1. 刺身用の余りはどうする?保存テクニック

刺身用で買ったけれど余ってしまった…というときも安心。まずはラップ+密閉容器で冷蔵保存。可能なら漬けにしておくと、酸化も防げて日持ちもします(冷蔵で1~2日が目安)。

長く保存したい場合は小分けにして冷凍が基本。空気に触れさせないようラップとジップ袋で包むのがコツです。

5-2. 臭みを取る下ごしらえ&簡単な火入れ方法

加熱調理をするときに気になるのが生臭さ ・塩をふって10分おき、さっと水洗いしてキッチンペーパーで水分を取る
・酒やしょうが汁で下味をつける
・レアで仕上げたいときは、表面をさっと焼くだけでOK

これだけで、ぐっとクセがなくなり、マグロのうま味が引き立ちます。

5-3. 冷凍→解凍→リメイクまでのベストな流れ

冷凍マグロを上手に使うには、解凍後の用途を意識するのが大切。
・生で食べたいなら、冷蔵庫でゆっくり自然解凍
・火を通すなら、半解凍で切って調理へ直行
・余ったら炒め物や煮込み料理、そぼろなどにリメイク

マグロは調理の幅が広いので、使い切る工夫次第で食品ロスも防げます。

三崎マグロ メバチマグロ すきみ ネギトロ 鮪

6. まとめ

6-1. 刺身だけじゃない!マグロのポテンシャルは無限大

マグロは「刺身で食べるだけ」なんて、もったいない!部位や調理法によって、さっぱりからこってり、和から洋・エスニックまで、さまざまな顔を見せてくれる優秀食材です。

ごちそう感があるのに意外と手軽。そんなマグロの魅力、ぜひもっと活用してみてください。

6-2. 食卓にもっとマグロを取り入れてみよう

スーパーや冷凍庫で出会ったマグロ、次はお刺身以外でも使ってみませんか?丼に、ソテーに、前菜に、アジア風にも洋風にも。アレンジは無限大。
冷蔵庫の定番食材として、マグロがもっと頼れる存在になるはずです。