しっとり、やさしい和菓子の時間。練り切り体験へ

「食」を通して、ちょっと豊かな毎日を。
素敵に、マルシェ。のスタッフが、食べたものや旅の思い出、日常のちょっとした一コマ、おすすめの食品・バイヤーヴォイスなどを気ままに語るブログです。
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みなさんは新しい年をどのように迎えられましたか?
こんにちは。スタッフのENDOです。
和菓子屋さんの店頭に並ぶ「練り切り」。
白あんに求肥や山芋を加え練り合わせた“あん”で、季節の移ろいを表現する上生菓子は、「食べられる芸術」。てのひらで包めるほどの大きさの中にぎゅっと表現されていて、見るたびに日本のお菓子って美しいなと思います。
そんな練り切り作りを、年末に体験してきました。
夢中になる指先の時間と、食べる前から満たされる気持ち
今回のモチーフは干支の「午」です。
干支の練り切りは、その年を迎えるちょっと特別な和菓子。年賀状を書くような気持ちで、想いを込めて作る時間もまた、楽しいひとときでした。
練り切り作りを体験するのは2度目ですが、うまく作れるのか緊張。
練り切りあんのやわらかさ、中にあんこを包み込む感覚。午の鼻をつくり、耳をつくり、目を入れ、前髪、たてがみ、しっぽをつける。
道具を使いながら少しずつ形が整っていきます。オトナの目とたたかいつつの細かい作業。ほんの数ミリの違いで、印象が変わるのが難しくもあり、楽しいところです。
ウマといったら、ウマ。ちゃんと午に見える!

無心で手を動かしていると、時間がゆっくり流れていくのを感じました。
食べる前から、心が満たされる和菓子です。
賞味期限は3日間。完成した「午」の練り切りは、眺めているだけでお正月の空気を運んできてくれます。
「食べるのがもったいない」と思いつつ、いただくと上品な甘さが口に広がり幸せな気分に。
練り切りは、特別な日だけでなく、日常の中で季節を感じる小さなご褒美。
新しい年を迎え、こんな和菓子と向き合う時間もいいものだな、と改めて感じました。
お正月の和菓子といえば、「花びら餅」もおいしいですよね。
