モッティの奇妙な冒険 第14話:マテ

突然ですがクイズです。●に入る共通の漢字一文字はなんでしょう。
 ①「加藤●」
 ②「●摘み」
 ③「こげ●
 ④「太陽のマテ●

ちょっと難しかったでしょうか。

今日のテーマは④のマテ茶を特に好んで飲むアルゼンチン・ウルグアイを取り上げます。

どちらの国も世界を制覇したこともあるサッカー強国で、スペインの植民地であった過去を持ち、マテ茶が大好きという共通点を多く持つ国です。

アルゼンチンでは「マテ言葉」と言う日本でいう花言葉のような概念があり、シナモンを加えたり、はちみつを加えたりしたマテ茶の状態で意思を伝える文化があります。

そんなアルゼンチン人よりウルグアイ人の方がマテ茶好きと言われているらしく、二か国の見分け方は、火事になった時にマテ茶を入れる壺を持ち出した方がウルグアイ人、というジョークがあるぐらいだそうです。

昔口頭で聞いた話で真偽は不明ですので、ラテンアメリカの研究者の方がもし読んでいらしたらご一報ください。

最近ペットボトルのマテ茶を見かけなくなってしまいましたが、輸入食材を扱うお店などで購入可能です。

「飲むサラダ」ともいわれていますので、ぜひ飲んでみてください。

マテというと魚介類大好き人間の私はマテ貝を連想してしまいます。このマテは漢字で書くと馬刀と書きます。馬手差しという小さな刀に似ているから名づけられました。

最近潮干狩り場でもこのマテ貝が人気でたまにニュースで取り上げられているのを見た人もいらっしゃるのではないでしょうか?

地中深く潜っているので、マテ貝が潜んでいる穴に塩を入れると飛び出してくるので、それを捕獲するという変わった方法が注目を浴びています。

食べても非常においしく、酒蒸しがオススメです。手に入った際は試して見てください。