モッティの奇妙な冒険 第19話:赤

チョコレートはみなさん好きですか?私は大好きで、特に高カカオの製品がお気に入りです。自宅でも常に86%のものを切らさないよう常備しています。

良質なカカオの産地やチョコレートの製造国は世界に多くありますが、本日は赤の包装でお馴染みの、某社の商品名にもなっている「ガーナ」を取り上げます。

ガーナはカカオの名産地としても知られていますが、他にも金やダイヤモンドも算出しています。アフリカ諸国の中では経済的にも恵まれ、政治も比較的安定しているといわれています。

サッカーも非常に強く、世界的な選手も多く輩出しています。私が高校生の時、弊社所属グループのテレビ番組でガーナサッカー協会の会長がニャホ・ニャホ=タマクロー氏であることが取り上げられたのを今でも覚えています。

そういえば、赤ってすごく目立ちますよね。

大学生の時に原色に近い赤のTシャツを着て200人以上いる講義を受けていたのですが、突然教授に「そこの赤い服着ている人」と指名されました。ちょっと意地悪な質問を数問当てられた記憶があり、全部答えられたのですが、なぜか教授がつまらなそうな顔をしていました。

闘牛士が赤いマントをひらひらさせて牛の闘志を煽るように、私の服が教授の闘志を煽ってしまったのでしょうか。いまだになぜ当てられたのかはわからず、謎が深まるばかりです。次週以降の講義の日はモノトーンの服装にしたのは言うまでもありません。

甥っ子が2人とも戦国武将にハマっているのですが、戦国時代の武田信玄や真田幸村のように「赤備え」という真っ赤な甲冑の部隊があったようです。これも精鋭部隊の甲冑を赤にすることで目立たせて、相手に恐怖心を与える一種の威嚇だったといわれています。

知人は大学生の時「今日は勝負の日だ!」と言って、表から見えない部分に赤を身に着けて鼻息を荒くしていました。いまだに何の勝負かわからず、謎が深まるばかりです。

心理学的にも赤には興奮作用や元気が出る効果があるらしく、色自体は好きな色ですが、今後も派手な服装は控えめに生きていきたいと思います。