■Professional Voice 第1回
『プロフェッショナーレ シークラムジュース』を調理してみました♪(前編)
荒川 文子(あらかわあやこ)
魚がしコンシェルジュ
野菜ソムリエ上級プロ
睡眠改善インストラクター
(一社)東京築地目利き協会常務理事
皆さま、はじめましてこんにちは。東京築地目利き協会 理事の荒川あやこと申します。魚がしコンシェルジュ、野菜ソムリエ上級プロとして「魚と野菜のマリアージュメニュー」を提案、魚食推進活動をしています。
\ホタテとあさりの旨みがギュギュっと凝縮されている!シークラムジュース/
いったいどれだけ美味しいのでしょう?!
まずは旨み成分についてみてみましょう。
クラムジュースの原料に使われているホタテとアサリに含まれる旨み成分は、
グルタミン酸、タウリン、アスパラギン酸、イノシン酸、コハク酸
うま味物質は単独で使うよりも、アミノ酸であるグルタミン酸やタウリンと、核酸系うま味物質であるイノシン酸やアスパラギン酸を組み合わせることで、相乗効果が働き、飛躍的に旨みが強くなります。
また、コハク酸は貝に多く含まれる旨み成分で、単独で味に深みや奥行きを持たせる旨み成分といわれます。
つまり、旨みの宝庫の調味料!というわけです(^^)
そして、
貝って栄養たっぷりです!!!
・ビタミンB1:疲労回復、脳内伝達を正常に保ち、集中力アップ
・タウリン:肝機能向上に役立つ
・ビタミンB12: 貧血予防、脳神経を正常に保つ
・葉酸: 貧血予防、DNA合成
・亜鉛:味覚障害を予防、免疫機能を高める
・たんぱく質:カラダを作る
育ち盛りのお子様から大人まで!貝の栄養もしっかり摂りたいものですね♪
「クラムジュースをちょっと足し♪」でいつものメニューが簡単に、より美味しくなって、栄養も摂れる!とあらば、調理をするのが楽しみです♪
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さて。商品は、酸化を防ぐパウチパックの業務用サイズの1L。
家庭では小ビンに入れておくと使い勝手がよいですね。
パッケージには、 7倍濃縮 と記載があります。
コレ。知っているようで…?ついつい7倍量の水を加えてしまいそうですが、
「適量の水を加えて7倍量にする」が正解!
例えば、
大1(=15㏄)のクラムジュースに大6(=90㏄)の水を足す
これが基本の希釈液となります。
更に!
皆さまによりイメージを膨らませていただくために…例えばのお話。
スーパーでよく売っている200g入パックのあさりとホタテ貝1個を酒と水を加えて蒸し煮にし、目一杯旨みを引き出た際に出るジュースのおよその量と濃さが、上記の希釈液になる、と推測できます…。(あくまで私の検証です(^^)!)
いかがしょうか…
ご自分で調理することをイメージしながらまとめてみましょう
帆立貝とあさりを購入し、時間をかけてあさりの砂抜きをし、
酒蒸しをして存分にあさりの旨みを引きだした出汁を濾したもの
が、このクラムジュース
しかもお味が安定していて失敗がない!
コレが常備できる!ってスゴイことです☆
貝がなくてもいつでも!貝料理が楽しめる♪バリエーションは無限に広がります!
ボンゴレビアンコ、パエリアやアクアパッツア…素敵なお料理を想像しますが、
まずは、日常の食卓に上手に!美味しく!取り入れてゆくのが使いこなし術の第一歩!
今回はここまで。次回はいよいよクラムジュースを使った日常のお惣菜レシピをご紹介します。どうぞお楽しみに♪