柿をおいしく、食べ過ぎないように消費する。

「食」を通して、ちょっと豊かな毎日を。
素敵に、マルシェ。のスタッフが、食べたものや旅の思い出、日常のちょっとした一コマ、おすすめの食品・バイヤーヴォイスなどを気ままに語るブログです。
***
こんにちは。スタッフのENDOです。
秋になると幼馴染のYとU、それぞれの家から柿が届きます。
11月は収穫のラストスパートで、これまたたっぷりと。
「桃栗3年柿8年」といいますが、生まれる前からあるお庭の老木が、今年もたわわに実っていました。
収穫のお手伝いをするわけでもなく、我が家はほんとうに“いただくだけ”のありがたい立場です。

まずはそのまま。柿そのものを味わう
まずはシンプルに、そのままいただきます。
甘みが少なかったり、少し硬かったりする場合は、レンジで軽く温めて追熟。
少し歯ごたえが残るくらいが好みですが、温める時間を長くすれば、トロトロの食感にもなります。
自然の甘さが引き立ち、スプーンですくって食べるデザートのような味わいに。
サラダにアレンジ。食べ過ぎないように楽しむ
毎日そのまま食べるのもいいけれど、せっかくなら少しアレンジを。
今回は、生ハムと合わせたサラダにしました。
柿は厚さ1センチほどのくし切りにし、オリーブオイル・酢・黒胡椒・塩で軽くマリネ。
使用した塩は、沖縄旅行で購入した『屋我地島の塩』。鉄釜で作られるので、鉄分が豊富なんだそうです。ミネラル感が柿の甘みによく合います。
ベビーリーフを敷いたお皿に、柿と生ハムを並べるだけ。見た目も華やか。しょっぱさと甘さのバランスで、食べ過ぎずに満足できる一品になります。
ベビーリーフは最近はスーパーでパックになって売っているので便利でよく購入します。生ハムは、フランスの『ジャンボン・セック』を使いました。豚肉と塩だけで作られ、発色剤を使っていないところが個人的には魅力です。

背徳感のあるご褒美「柿バター」
甘いものが食べたいときは、「柿バター」。
ヘタを切って切り込みを入れ、バターをのせてトースターで焼くだけ。
焼き上がったら追いバターをひとかけ。仕上げにお好みではちみつを。

とろけた柿と溶けたバターが混ざり合って、まるでスイーツのような味わいです。
見た目も香りも背徳感たっぷりですが、柿の自然な甘さと塩気のあるバターの組み合わせは格別。熱々なのでやけどに注意しないといけません。
柿を食べ過ぎないように上手に楽しむ
柿はおいしいだけでなく、ビタミンCやカリウムなど栄養も豊富。
とはいえ、つい食べ過ぎてしまうと体を冷やしたり、お腹に負担がかかることも。
1日1個までを目安に、生食・サラダ・スイーツなど食べ方を工夫しています。そして消費がおいつかず食べごろを逃してしまった柿たちは傷む前にジャムに。
毎年、秋になると届く柿。
そのまま食べても、アレンジしても、どんな形でもやっぱりおいしい。食べ過ぎないように、季節の恵みを少しずつ味わう。 そんな時間こそ、暮らしの中の小さな豊かさだと感じます。
皆さんのおうちでも、ぜひお好みの方法で柿をおいしく楽しんでみてくださいね。