モッティの奇妙な冒険 第1話：思うつぼ
こんにちは。そしてはじめまして。モッティです。「素敵に、マルシェ。」の広報スタッフを担当しています。普段は店長や他のスタッフと面白おかしく毎日ショップの運営をしています。
何やら既視感のある企画名ですがお付き合いいただければ幸いです。
コロナの流行が始まり、旅行に行きにくかったこの数年。まだ油断禁物とは言えようやく旅行が楽しめる日々が戻ってきた兆しがあります。
皆さまは旅行は好きですか？私は趣味と言っていいほど大好きです。友達と行く旅行も好きですが、一人でのふらり旅も好きで大切な時間にしています。
一人旅の良い所は、思い付きでルート等を変更できるところにあります。大まかな行先や宿は事前に大体は決めますが、寄り道や日程の変更など誰にも気兼ねなくできるところが特に気に入っています。
日本国内で旅を続けること30数年、先日とうとう47都道県を制覇いたしました。
私の旅のテーマは「魚介類」です。
と言いますのも、人間の体の約16％はタンパク質でできていますが、私の場合そのタンパク質の70％が魚介類でできているからです。ちょっと何を言っているかわからないかもしれませんが、要は魚介類を食べるのが大好きということです。
旅行先で、図鑑や水族館でしか見たことのない珍しい魚介類を食べるのを何よりも楽しみにしています。後は地元のお酒と温泉があれば最高ですね。
色々な場所を巡りましたが、気に入った場所はリピートしています。
そのうちの一つ、高知県を今回は取り上げます。
私は数年に１度、無性にウツボが食べたくなります。そんな時は衝動を抑えるべく高知県へと向かいます。ちょっと何を言っているかわからないかもしれませんが、発症の頻度は大体2年に1度程です。
ウツボ、食べたことありますか？強面の姿からは想像しにくいですが白身の魚です。皮にやや癖のある香りがありますが、脂が適度に乗ってうま味の強い魚です。私は唐揚げでよく食べます。これを読んでウツボが食べたくなった方がいらっしゃったら、まさに思うつぼです。
ウツボに満足した後は高知県の西部に向かいます。目的地は仁淀川。この川は日本一の清流と呼ばれ、息を飲むぐらい美しい川です。初めて見た時の衝撃は忘れられません。その上品な色合いから、仁淀ブルーという言葉も生まれているようです。これを読んで仁淀川に行きたくなった方がいらっしゃったら、まさに思うつぼです。
他にも高知には魅力的な場所が沢山あり紹介しきれませんが、好きだった場所がありました。過去形なのは2022年4月に閉店してしまったからです。
それは高知駅前にあった、高知警察署の地下食堂です。
名物はカツ丼。
安くて美味しかったです。警察署でカツ丼を食べたい人にオススメだったのですが、新しい庁舎へ警察署が移転してしまい、雰囲気を味わうことができなくなってしまいました。
隠し味は「緊張感」。そして「高知で一番安全な食堂」とも呼ばれていたようです。
警察＝カツ丼のイメージが定着していますが、なんででしょうね？弊社所属グループのドラマでも、当時の都知事と同じ苗字の熱血刑事が「カツ丼、食うか？」と言っていました。
近々高知県に再訪したいと思います。行きたくなった方がいらっしゃったら、まさに思うつぼです。