【Chef's advice】<第12回>シェフ直伝。お鍋ひとつでできる、簡単レシピ【骨付き鶏モモのブランケット】

今回のテーマ、「シェフ直伝。お鍋ひとつできる、簡単レシピ」
寒くなってきました。お鍋ひとつでできて、身体があったまる
しかも簡単。そんなレシピがあったら、毎日のごはんにお助けではないですか?


今回は、簡単ですぐできる。しかもおうち de フレンチ!
年末年始のおもてなしでも喜ばれそうなフレンチをお鍋ひとつでできる。
そんなお料理を、動画をいっぱいつけて教えてくださいましたよ~

 





大森シェフからのレシピ名が「鍋でできる骨付き鶏モモのブランケット」
えっ?フレンチ。難しいのでは? と、シェフにお聞きすると



入社してすぐにシェフの家に伺った時に、つくってもらった料理なんです。
家でもこんな凄いフランス料理ができるんだと感動した、
懐かしい思い出の料理なんですよ。
それ以来、賄いや自分の家でもよくつくる料理です。
パンやバターライスともあうし、何より簡単でとってもおいしいです。

と、冒頭からうれしいお言葉。


さらに、たくさんの動画付きで送ってくだいました。
さながら大森シェフの料理教室ですよ~♪
お楽しみに!



<シェフ直々のレシピ>
鍋でできる骨付き鶏モモのブランケット(2 人前)



◇材料
骨付き鶏モモ 1 本(なければモモ肉でもできますが、骨付きのほうがだんぜんおいしいです)
きのこ 何種類か好みで(マッシュルーム、しいたけ、まいたけ、しめじ・・・など)
ベーコン 15g
にんにく 1 片
生クリーム 100cc
日本酒 200cc





◇作り方
1)鶏肉に切れ目をいれて、塩をふり、軽く薄力粉をつけて鍋で焼く。
この薄力粉がソースのとろみになります。
骨付きの肉のほうが、縮みがないのと、骨から旨味がでておいしい
ですよ
と、シェフからのアドバイス。





今回のソースが白いので、鶏肉はあまりこんがり焼き色をつけなくてもよい。
焼きすぎてしまうと、ソースが茶色くなってしまいます。
ブランケット=フランス語で、「白」がブランなので
白いソースに仕上げるときれいですね。



2)鶏肉を取り出して、余分な脂をふきとり、新しい油で
にんにくをいれ、香りをだし、そこにベーコン、きのこの順に炒める。



このとき、きのこは炒めると小さくなるので、大きめにきっておくと
いいですよ。








3)きのこがしんなりしてきたら、日本酒をいれ,
アルコールを飛ばして、鶏肉を鍋に戻す。




蓋をして弱火で 5-7 分。鶏肉を竹串などでさして、すっと入って火が通ったら
鶏肉をだして、日本酒が半分の量になるまで煮込む。

 





4)半分の量になったら、鶏肉を鍋にもどして、生クリームをいれて
塩で味を整える。






5)鶏肉をソースによく絡めたら、お皿にもりつける。
イタリアンパセリを添えて、彩りよく。


好みでレモンを絞っていただくと、さっぱりとおいしいです。








おうち de フレンチ。
いかがでしたか?
大森シェフが動画にしてくださったので、
どれくらい焼くんだろう?とか、
どんな感じに煮詰めるんだろう?
なんてこともわかりますね。


ぜひぜひ、つくってみてください!


本当にお鍋ひとつでできるので、
キャンプなどのアウトドアの時にも、つくれそうですよね。


ソースもおいしいので、パンにつけても
バターライスを添えてボリュームたっぷりにいただいても。
色のきれいなホウロウのお鍋なら、お鍋のまま食卓にだしても
素敵ですね。


この週末、おいしいワインと
ぜひお試しくださいね。


to be continued…
次回もお楽しみに!

 

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〈文・小池美枝〉