【Chef's advice】<第16回>シェフ直伝。お鍋ひとつでできる、簡単レシピ【丸鶏と春雨のスープ】
寒くなってきました。お鍋ひとつでできて、身体があったまる
しかも簡単。そんなレシピがあったら、毎日のごはんにお助けではないですか?
今回は、簡単でおいしい、身体もあったまる!
そんな欲張りな元気の出るレシピを中山シェフにお聞きしました。
年末のお疲れにぴったりの、おいしいお鍋料理ですよ~
中山シェフに、今回のお鍋ひとつでできる簡単レシピ
どうしましょうか?と、お聞きすると
寒いから、鶏料理はどうですか?
と、いつもながら心強い、素早いお答え
(いつもありがとうございます!)
丸鶏❤ これはあたたまりそうですね。
今回は、「丸鶏と春雨のスープ」
鶏のお腹にいろいろいれて、コトコト煮込みます。
参鶏湯みたいなお料理ですよ。
参鶏湯と言えば、韓国の薬膳スープ。
元気になりそうです。
シェフ‘sセレクトの食材が、楽しみです。
早速、つくりましょうか。
と、シェフ。
はい!お願いします。
<シェフ直々のレシピ>
丸鶏と春雨のスープ(丸鶏1羽分)
◇材料
丸鶏 1羽
下処理用の塩(鍋に入れるお水の分量の3%分)
春雨 30g-50g(適量)
干し椎茸 5-6枚
木耳(干)5-6枚
枸杞 10gくらい(適量)
生姜 2片くらい
ニンニク 2片
丸鶏が入る大きい鍋
◇作り方
まず、丸鶏を3%の塩水(海水と同じ塩分濃度)に、半日程度漬け込みます。
そのあと、鍋に丸鶏と浸るくらいの水をいれて、火にかけます。
沸騰直前まで下茹でをして、臭みをとります。
続いて、干し椎茸、木耳、春雨を水でもどして、春雨以外は細切りにしてください。
下茹でした丸鶏のお腹にそれら(春雨、干し椎茸、木耳、枸杞、生姜、ニンニク)を詰めていきます。
もし他にいれたい薬膳の具材があったらそれも入れて、
丸鶏が浸るくらいの水を入れて、コトコト煮ていきます。
沸騰する直前に、アクを取り、蓋をして、極弱火で約2時間強
煮てください。
ここがポイント!
沸騰する直前にアクを取る。
蓋をして煮ます
丸鶏が柔らかく仕上がったら、できあがり。
簡単でしょ?
お好みで、お味噌、柚子胡椒、おいしい塩などを添えて
召し上がってください!!
約2時間強という時間以外は、本当に簡単にできそうですね。
つくっている湯気で、いい香りに包まれて、しかもキッチンもホカホカになりそう。
寒い日にぜひ、つくってみてください。
スープをたっぷり吸ったトロトロの春雨がおいしそう。
鶏を食べ終わったら、残ったスープでおじやとか、韓国風のおもち“トッポギ”を入れてみるのも、おいしそうな気がします❤(妄想!)
シェフの鍋研究はつづく・・・
それでは、to be continued…
お楽しみに!
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〈文・小池美枝〉