【Chef's advice】〈第23回〉平瀬祥子パティシエ「直伝。簡単レシピ」親子で作る簡単スフレのつくり方
今回は、連休を前に、平瀬パティシエから素敵なプレゼント❤
「親子で作る簡単スフレのつくり方」を教えていただきました。
親子で熱々のスフレをおうちで食べられるなんて!
必見ですよ。
平瀬パティシエに、もうすぐ連休なので、親子でつくれるスイーツ
教えていただけませんか?
と、お願いしました。
新茶でつくるスフレはいかがですか?
簡単な作り方があるんですよ。
とのお答え。
スフレが簡単につくれてしまう?
スフレって、難しそうなイメージだったけれど・・・。
親子で作れちゃいますか?
と、もう1回聞いちゃいました。
できますよ❤
このつくりかたは、私も母に教えてもらったんですよ。
それはうれしいお言葉。
新茶の季節なので、抹茶でなくて、新茶でつくってみてください。
おいしいスフレができますよ!(最初の写真は、桜のスフレです)
ここで、ちょっとスフレについて。
スフレとは、フランス語で「ふくらんだ」という意味。
一般的には、メレンゲに砂糖と小麦粉などを混ぜ合わせて、ココット型などで焼き上げる
ふっくらしたお料理です。
甘くない塩気のあるスフレもあるそうです。
では、早速ご紹介します。
材料は、
卵(卵黄と、卵白に分けて使います)
牛乳
コーンスターチ
新茶
グラニュー糖
これだけで大丈夫。
まず、卵黄と、牛乳、コーンスターチ、新茶、グラニュー糖半量を
ミルミキサーなどで攪拌して、カスタードをつくります。
全部いっぺんに混ぜてしまいましょう!(一般的にはカスタードは手間と時間がかかるものというイメージですが、これは簡単だし、これでできるのだそうです!)
新茶が細かく粉砕できたら、混ぜ合わせたカスタードを
手鍋にいれて、火にかけます。
分量によりますが、だいたい5分くらいです。
クリームがふつふつとしてきて、かためのクリームになったくらいがよいです。
次に、卵白を泡立ててメレンゲをつくります。泡立てる際に、グラニュー糖の半量を少しずつ入れながら泡立てます。
スフレをつくる耐熱容器に、バターを塗って、周りにグラニュー糖(別途、適量)をつけてください。
平瀬パティシエがお店でつくるときは、その時のスフレの材料によって
ジュニパーベリーにグラニュー糖をあわせたものや、レモンバーベナに新茶をあわせたものも
とってもおいしいのだそうです。
これからの季節、ハーブは、タイムもおいしいし、いろいろと試してみてください。
バターをぬって、グラニュー糖をつけた容器に、カスタードと、メレンゲをあわせたものをいれて、
オーブンで10分くらい焼き上げます。
これも、ご家庭にあるオーブンによって、時間は少し変わると思いますので
調整してください。
焼きあがったらできあがり❤
熱々のうちに、食べてくださいね。
平瀬パティシエからのアドバイス。
おうちで焼くスフレは、見た目にこだわらない方がおいしいですよ。
ちょっと形が悪くてもおいしいことが大事。
ちょっと半生くらいでもそれもまたおいしいし、
生シフォンぽい感じも私は好きです。
それよりは、自由にいろいろな組み合わせで焼いてみてください。
できたてがなによりのごちそうなスイーツなので
それを楽しんでくださいね。
最後に、
平瀬パティシエがお店で作られている
いろいろなスフレをご紹介します。
いちご、桜、ハーブ、すみれ・・・
どれもおいしそう。
皆さんもぜひ好きな果物やハーブなども組み合わせて、
新茶のスフレ、親子でつくってみてくださいね。
連休のいい思い出になること間違いなしです❤
To be continued!
次回もお楽しみに!
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〈文・小池美枝〉