【ゆるっと薬膳、簡単レシピ】第2膳 薬膳牡蠣フライ<眠りが浅い人に>
前回のゆるっと薬膳、つくってみていただけましたか?
緊張していたり、イライラしていたり、心配していたり・・・
こんな時は、ココロか、身体が、どこかぴーんと張ってしまっています。
ぴーんと張ってしまうと、めぐるものもめぐらない。
あたたまるものもあたたまらない。出るものも出ない・・・
そうなると、どこかに不調が出始めます。
ココロも身体もゆるっと。ゆるっと薬膳 第二膳です。
今日は、なんだか眠りが浅い。夜中によく目が覚める。本当はもっとぐっすり眠りたい
そんな人のための薬膳です。
ゆるっとしたいから、レシピも簡単。
毎日のおうちごはんにぜひ、取り入れてくださいね。
と・・・いうことで、第2回は
「薬膳牡蠣フライ」です。
寒くなってきて、牡蠣がおいしくなってきましたね。
サクサクの牡蠣フライ、食べたくなりますね。
牡蠣そのものも、身体に潤いを与えて、血を補ってくれ、さらに気持ちを落ち着かせてくれる働きがありますが、そこに、さらに気持ちを落ち着かせてくれる
棗と、身体の芯の元気を補ってくれる胡桃、黒胡麻をプラスしました。
「ぐっすり眠る」にも、元気が必要です。
よく疲れすぎて眠れないということを聞いたことはありませんか。
胡桃、黒胡麻がその部分をサポートしてくれます。
そして、ゆるっとする場所は、ココロと、脳。
気持ちをゆるっとさせて、血の巡りをよくして、たっぷり眠りましょう。
そうしたら、身体の疲れもぐっととれますよ。
さて、お料理。
牡蠣フライに、棗、黒胡麻、胡桃って、どんな風になっているんだろう?
と思いますか?
ゆるっと薬膳。簡単です!
衣をつける前に、細かく刻んだ棗、胡桃、すり黒胡麻の薬膳ころもをたっぷり牡蠣に
まぶして、その上に衣をつけてカラっとあげるだけ。
フライの衣は、通常は小麦粉、卵、パン粉ですが、
今回薬膳ころもが落ちないように、小麦粉と卵は先に混ぜてしまって、
さっとつけたら、あとはパン粉をたっぷり。
そんな衣のつけかたをするところがポイントです。
衣をまぶすときも、揚げるときもそーっと。
棗と、胡桃が揚げるとサクサクになるので、本当にクリスピーなおいしい牡蠣フライが
できますよ。
<材料 4人分>
牡蠣 8個(大きめ)
棗 4個分くらいを刻む
胡桃 10g
すり黒胡麻 大さじ2
衣(小麦粉、卵、パン粉適量)
揚げ油
ブラジルナッツ(あれば、仕上げにすりおろす)
<作り方>
1. 牡蠣は、汚れをおとし、流水で洗う。
2. 棗、胡桃は細かくきざむ
3. 牡蠣に棗、胡桃、黒胡麻をあわせた薬膳ころもをまぶす。
4. 小麦粉と、卵をまぜて、薬膳ころもをまぶした牡蠣に
くぐらせ、そのあとパン粉をつける。
5.180℃くらいの油で、カラっとあげる。
ちょっとしたアドバイス!
つけあわせに、キャベツ、きゅうり、玉ねぎのコールスローを添えました。
いずれも千切りにして、マヨネーズの他に、ビネガー、メイプルシロップ少々をあわせ、ちょっと甘酸っぱいマヨソースで和えたコールスローは、
タルタルソース代わりになります。
たっぷり添えて、牡蠣フライと一緒に食べたら
野菜もたっぷりとれて、お腹にやさしいですよ。
SUTEKIプロジェクトの中山シェフに教えていただいた
おいしいもの「ブラジルナッツ」をチーズのようにおろしていただくと
香りもよく、牡蠣のクリーミーさがさらにクリーミーに
なっておいしいですよ。
ブラジルナッツは、「ミネラルの宝石」といわれていて、
セレン、マグネシウム、カルシウム、リン、ビタミン・・・
コレステロールを下げるともいわれている
アマゾンを原産とするナッツです。
もし見つけることがあったら、試してみてくださいね。
薬膳牡蠣フライ
ぜひ、お試しください!
今夜はぐっすり眠れますよ。