【ゆるっと薬膳、簡単レシピ】第4膳 スパイシー薬膳いかめし <疲れ目、かすみ目の人に>
前回のゆるっと薬膳、つくってみていただけましたか?
ココロも身体もゆるっと。ゆるっと薬膳 第四膳です。
リモートワークも増えて、パソコンや携帯を見ている時間増えませんか?
さらに、夜のんびりyou tubeみたり、映画観たり・・・
なんか最近目がかすむなあ、老眼鏡作り直そうかなあ、眉間に縦にしわが
入っている人、必見!
疲れ目やかすみ目対策の薬膳です。
今回も簡単です!
そしておいしい❤「スパイシー薬膳いかめし」をご紹介します。
目の疲れや、かすみ目、夜になると見えにくい・・・
目は「肝」と関係が深い器官です。「肝」は、血に関係があるので、
肝の血が足りていないと、目が疲れます。
はんたいに目を使いすぎても、肝の血が減ってしまいます。
「肝」に一番影響するのが、ストレスやイライラ。
怒っている感情が一番「肝」を傷めますので、
血を補う食材を使います。
薬膳では、「明目」といって、疲れ目やかすみ目に効く食材もあります。
その組み合わせで、血を増やしながら、イライラを抑え、目の疲れにもよい。
そんな料理が、今日ご紹介する、スパイシー薬膳いかめし。
いかは血を補ってくれる、特に女性には強い味方。
そこに、同様に血を補ってくれる黒米と、黒胡麻をたっぷりいれたごはんに
疲れ目によい人参をすりおろして、身体を潤す松の実をプラスして
いかのお腹に詰めて醤油バターでこんがり焼きます。
最後に、ぴりりと山椒のきいたタレを絡めてできあがり。
あーーいい香り。
ちょっと食べたくなりませんか?
さあ、つくりましょう!
ゆるっとする場所は、ココロと目(眉間もね)
<材料 4人分>
いか 2杯(小さいものなら、一人1杯で)
人参 1本
松の実 15g
黒胡麻 大さじ2
黒米 大さじ2+米2合(で、炊いてください)
バター 10g
醤油 小さじ1
<山椒のタレ>
醤油 大さじ1
みりん 大さじ1
山椒の実 小さじ1
<作り方>
(1)いかは、内臓をとって、よく洗う。げそは別にして刻んでおく。
(2)人参はすりおろしておく。
(3)米は洗って、黒米を加えて炊いておく。
(4)フライパンに油を適量いれて、イカゲソを炒める。
ごはんを入れて、軽く炒めたら、松の実、すりおろした人参、黒胡麻を
加えて、バターを少し加えて、バターライスをつくる。
これだけでもおいしいです!
(5)いかのお腹に、炒めたごはんをぎゅーっと詰めて、最後に楊枝などでとめる。
ポイント!
焼きあがったら、いかを輪切りにして食べるので、ごはんはできるだけぎゅーっと
つめてください。
つまっていないと、切ったときにぽろぽろになります。
1人1杯で切らないで盛り付ける場合は、ぎゅーっとしなくてもよいです
(6)いかを焼いていきます。
表面をこんがり焼き、ごはんがいっぱい詰まっているので、
いかが立体的になっています。膨らんでいる箇所も、まんべんなく火が通るように
いろいろと方向を変えながら焼いてください。
(7)全体に焼けたら、バターをいれ、山椒のタレを回し入れ、
焦げないように、火を弱くして絡めていきます。
(8)焼きあがったら、輪切りに切って、盛り付けます。
醤油バターと、山椒の香りが食欲をそそりますよ。
山椒は、疲れ目にもよいし、身体をあたためるので
これからの季節におすすめのスパイスです。
スパイシー薬膳いかめし
ぜひ、お試しください。