【ゆるっと薬膳、簡単レシピ】第1膳 柿と元気野菜でつくる秋の白和え <お肌のカサカサに>
今回から、ちょっとテーマを変えた薬膳をお伝えしていきます。
ココロも身体もゆるっと。ゆるっと薬膳です。
緊張していたり、イライラしていたり、心配していたり・・・
こんな時は、ココロか、身体が、どこかぴーんと張ってしまっています。
ぴーんと張ってしまうと、めぐるものもめぐらない。
あたたまるものもあたたまらない。出るものも出ない・・・
そうなると、どこかに不調が出始めます。
そんなときは、ゆるっとしませんか。
ココロも身体もゆるっとできる時間がとっても大切なので、
テーマは、ゆるっと薬膳。
毎日のごはんの時間は、ゆるっとした時間にしてほしいので、
どこかがゆるっとするようなレシピを紹介します。
ゆるっとしたいから、レシピも簡単。
毎日のおうちごはんにぜひ、取り入れてくださいね。
と・・・いうことで、第1回は
「柿と元気野菜でつくる秋の白和え」
秋の味覚、柿。柿がおいしくなってきましたね。
柿を元気印の野菜、枝豆、おくら、なめことあわせて白和えをつくってみましょう。
そして、ゆるっとする場所は、皮膚。
朝晩寒くなってきたら、お肌がちょっとカサカサ、唇もリップクリームが欠かせない
なんだか乾燥してかゆくなる・・・
そんなときは、身体の中から潤いを与えてくれる食材を食べて
つやつや、もちっとしませんか。
白和えのお豆腐は、身体の中に潤いを与えてくれます。柿も肺を潤し、渇きを癒してくれる効能が。
おくらやなめこが気を補ってくれるので、潤いを全身にまわしてくれます。
枝豆と、枸杞は、身体のパワーをつけてくれるので、元気なお肌に。
食感も、お豆腐におくら、なめこが入ると、もちっとして
おいしい白和えになりますよ。長芋をとろろにして、
麦飯の上に、長芋をかけて、この白和えをのせた丼も
とっても健康的な1品になりそうです。
<材料 4人分>
柿 1個
木綿豆腐 1丁
おくら 5-6本
枝豆 ひとつかみ(お好みで)
なめこ 1/2袋
枸杞 10g
塩 少々
白胡麻 少々
味噌 小さじ1
<作り方>
- 豆腐は木綿豆腐を選び、キッチンペーパーに包んで重石をのせて、1時間くらい水切りをする
- 柿は、一口大に切る。
- おくら、枝豆、なめこは、さっと湯通しして、おくらは細かく刻んで、枝豆はさやからはずしておく。
- 擂鉢に白胡麻をいれ、香り良くあたって、その中に水切りをした豆腐をいれ、崩しながら混ぜていきます。
- 豆腐がねっとりしてきたら、柿、おくら、枝豆、なめこ、枸杞を加えてよく和えます。
塩少々と、隠し味に味噌を小さじ1入れたら、できあがり。
ちょっとしたアドバイス!
お味噌ですが・・・写真のように数種類のお味噌をタッパーにいれておくととっても便利。
今日はこの味噌で味噌汁にしようかなーなんて、
合わせみそもすぐできるし、仕切りには、昆布をたててありますので
ここから出汁もでて、味噌がおいしくなりますよ。
昆布はやわらかくなったら、取り換えて、柔らかい昆布は
そのままお味噌汁の出汁につかってくださいね。
ちょっと洋風に盛り付けてみました。
どうでしょう?いつもの白和えがごちそうに見えませんか?
こんな遊び心も、ココロをゆるっとさせてくれますよ。
お料理、楽しんでくださいね。