【Chef's advice】<第26回>シェフ直伝。おうちでできる、簡単レシピ「トニーさんのニョッキTOYO風」
そう、イタリアンレストランのメニューにあるニョッキ。
パリのバスチーユ近くにあるイタリアンレストランの伝説のシェフ、トニーさん。
中山シェフが、トニーさんの厨房にいれてもらい、様々なレシピを教えてもらった
シェフ直伝の伝説のニョッキ❤
食べてみたくありませんか?
つくってみたくありませんか?
今回は、「トニーさんのニョッキTOYO風」です。
中山シェフに、今回は、あの伝説のニョッキ教えていただきたいのですが
いかがでしょう?
と、料理名まで指定してお願いしてしまったニョッキ。
とにかくおいしそうなんですよ。
そうそう、シェフいわく、トニーさんのニョッキは、ジャン・レノさんも
大好きだったニョッキだそうです!
余計に、ワクワクしますね。
中山シェフは、
了解です! 写真、ちょっと待ってくださいね。
と、快諾してくださいました。
そして・・・ニョッキができるまでのお写真も、もう一度ご自身の厨房で
つくってくださり、送ってくださいました。
相変わらず、アングルばっちりな素敵なシェフのお写真。
つくりかたは簡単ですから
と、シェフ。
正直に言います。
今回は、いつもよりはちょっと難しいです💦
でも、おうちでおいしいニョッキが食べられると思って、
頑張ってつくってみませんか?
さあ、つくりましょう!
材料は、シンプルです。
◇材料
<ニョッキ> 10人分(実際は、作る人数分に等分してみてくださいね)
じゃがいも(男爵)700g(茹でておく。熱々をつかいます)
強力粉 100g(ふるっておく)
打ち粉(適量)
卵 1個
マッシュポテトフレーク 30g
無塩バター 100g
塩、胡椒 少々
<バターソース>
水 100cc
ポワロ― 青い部分(なければ下仁田ネギなどの青い部分)50g
無塩バター 500g
セージ 1束
ゲランドの塩(海のおいしい塩でもよい)
塩、胡椒 少々
<飾り用>
からすみ 乾燥して削ったもの、またはパウダー
レタス、青菜など
柚子 少々
コツさえ、つかめば、レシピは目分量で大丈夫ですよ
と、シェフ。
◇作り方
ニョッキをつくる
1)じゃがいもを皮ごと鍋に水をたっぷりいれて、茹でる。
2)熱いうちに皮をむいて、裏ごしする。またはポテトマッシャーでつぶす
3)バターを加え、切るように混ぜる
4)3に、塩、胡椒。卵、強力粉を入れて、その都度混ぜる。
マッシュポテトフレークを加えながら、硬さを調整する。
5)まとまるくらいの硬さになったら、1個およそ30gくらいに分けて、
食べやすい形に成型する。
バターソースをつくる
6)ポワロー、ゲランドの塩、塩、胡椒を水をいれた鍋にいれ、中火にかけ
沸騰直前になったらポワローを取り出す。
7)バターをかたまりのままくわえて、ゆっくり混ぜながら乳化させる。
途中でセージを鍋に入れ、香りを移し、セージは取り出す。
これは、パリで料理教室をやったときのレシピです。
乳化したバターとからすみがとっても合います。
柚子は、他の柑橘、すだちなどでもよいです。
ニョッキを茹でる
8)鍋に0.6%の塩と、水をいれ、沸いたらニョッキをいれる。
約2分で、浮いてきたら、引き上げて、軽く水を切る。
その鍋で、レタスか青菜を軽く茹でる。
仕上げ
9)お皿にレタス、または青菜を敷き、ニョッキを盛り付け、温めた
バターソースを回しかける。
からすみをふり、薄切りの柚子を添えて出来上がり。
食べかたはいろいろあるので、ぜひつくってみてください。
こちらは、トマトソース、セージバター、パルメザンの組み合わせです。
たくさんつくって、いろいろ試したくなりますよね?
ぜひ、おうちでニョッキつくってみてください。
食べる人の歓声が聞こえること間違いなしです!
to be continued…
次回もお楽しみに!
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〈文・小池美枝〉