日々の小さな素敵が、幸せの種になる~mie’s art de vivre《第6回》鎌倉朝ごはん~breakfast in Kamakura
こんにちは。薬膳料理研究家の小池美枝です。
「日々の小さな素敵が、幸せの種になる mie’s art de vivre」です。
毎日の生活の中の、わたしの好きなことをピックアップしたコラムです。
今回は「鎌倉朝ごはん~breakfast in Kamakura」
皆さんは朝ごはんを毎日たべますか?
わたしは、朝ごはんが大好き。3食のうち、一番好きかもしれません💗
子供のころ、朝が弱くて、いつも遅刻ギリギリで学校に行っていた私ですが、
母が遅刻してもよいから、朝ごはんを食べていきなさい!(笑)という人だったので
何があっても朝ごはんを毎日食べました。
その習慣のおかげか、朝起きると大抵(二日酔いとかでない限り💦)お腹が空いていて
朝ごはん何食べよう!と、ベッドから起き上がります。
そんな特別なものをつくるわけではありませんが、
必須は自分で淹れるお茶。
パンを食べるときは、ミルクティ、時々スパイスをたっぷり効かせたチャイとか。
ごはん(お米)を食べるときは、天日干しほうじ茶がベースの自分で処方したその日の体調にあわせた薬膳茶。
そんな朝ごはんを含む、朝のルーティンはまた今度書かせていただこうと思いますが、
今日のテーマは、鎌倉朝ごはん!
前回のコラムで、愛犬ノアと鎌倉に移住することを書きましたが、
移住して、約10日。
まだまだ10日間ですが、8年前まで10年間鎌倉に住んでいたこともあり、
土地勘はそこそこあり、その土地勘を頼りに、
日々散歩していてみつけたところをいくつかご紹介します。
土地柄、朝のスタートは早いので(そのかわり夜も早い!)、
特に海岸沿いは、早朝からサーフィンをしてから仕事に行く人もいるので、
朝ごはんを食べられるところは意外にたくさんあります。
なので、観光でいらしている方だけでなく、地元の人も結構朝ごはんを食べに、
モーニングコーヒーを飲みに、カフェに来ている人がとっても多いです。
そんなローカル色溢れるところを3つご紹介します。
1つめ。
R134沿いにある、昔からずっとあるカフェ。
由比ガ浜と、坂ノ下のちょうど真ん中くらいにあるので、
電車でいらっしゃる場合は、江ノ電の由比ケ浜か長谷から歩いてきてください。
朝は7時から開いて、モーニングメニューもたくさん。
私はこの日はシンプルなベーコンエッグにトースト。
野菜もたっぷりついて、コーヒーはお代わり自由です。
テラス席というより、窓はあけたままなので
中からも海が一望。ジャスミンさんというオーナーさんの名前がついた
ジャスミンライスも人気のメニューです。
店内は、ハワイのローカル、またはLAのビーチ沿いにありそうなインテリアで、
お天気がいい日はサーファーたちの波乗りを見ながらモーニングコーヒー、最高です。
店内は、犬OKです。
ノアも早速店内で、冷たいお水を出していただきました。
ぼーっと海を眺めて、波の音を聴いているだけで、癒される。
そんなお店です。
夜はバーになるので、夕暮れ時に、アペロで行くのも気持ちいいので
ぜひ、海沿いにいらしたときは、行ってみてください。
続いて・・・。
これはなんだかわかりますか?
台湾によく行く人ならご存知かも。
そう、葱餅です。
台湾の朝ごはんでよく食べられる台湾風クレープのようなもの。
クレープよりは生地はしっかりしていて
揚げ焼きしているので、カリカリ、もちっとしています。
それをこちらのお店は蕎麦粉クレープのように
トッピングができて、卵、チーズ、フライドオニオン、ベーコンの中から
お好きな物をトッピングできます。
この日は、卵と、フライドオニオンをトッピング。
カリカリの生地の中に卵とフライドオニオンの香ばしい香りが
とってもよくあって、ぺろっと食べてしまいました。
飲み物は、黒胡麻ラテをオーダーしてみました。
こちらは、Sudah MAKAN?(スダマカン?)というお店です。
鎌倉駅西口を出て、御成商店街を歩いていくと、左手にあります。
御成横丁をいうヴィーガンレストランの一角にあって、
朝ごはんは、こちらのSudah MAKAN?さんで、お昼からは、御成横丁さんと並行営業だそうです。
外の屋台のところでテイクアウトと、中で食べたいときは、外(屋台)でオーダーして
御成横丁さんのお客様に交じって、食べることができます。
オーナーさんにお話を伺うと(すぐいろいろ聞いてしまうわたし)、元々アジア各国に出張に行くお仕事をされていたようで
そのときに、なぜ日本には朝ごはんが食べられる気軽な屋台がないのかなとずっと思っていたそう。
わたしも台湾や香港に行くことが多かったですが、ほとんど地元の人は、屋台で朝ごはんを食べているんじゃないかというくらい、朝ごはんやさんが充実していました。
そんなオーナーさんの思いでつくられたお店なので、
なんと!台湾だけでなく、アジアのいろいろな国の朝ごはんが食べられる貴重なお店。
インドネシアのナシゴレン、マレーシアのカヤトースト、バクテーもあります。
最近人気なのが、神の目玉焼きごはんだそうです。(これはきっとアジア料理でなくオーナーさんのオリジナル)
シンプルな目玉焼きがごはんの上に乗っているのですが、かかっているソースが
ウニ風味で、めちゃくちゃ美味なんだそう。
早起きして、鎌倉散策なんていう日に、ぜひ駅近のこちらで朝ごはんいかがですか?
さて、最後はこちら。
エントランスはこんな感じで、中は見えず、
中へと続く道がワクワクしてきます。
昨年由比ガ浜にできたオーベルジュのようなホテル。
海まで歩いて2分くらい。客室はたった5室なのに、300坪はあろうという敷地に
リゾート感満載なホテルです。
偶然ノアと散歩をしていて見つけて、エントランスがあまりに素敵なので
なになに?これは??
と、好奇心豊富なわたしとしては、すぐに中に入って聞いてみてしまいました。
(ここでも聞く私(笑))
そうしたら、ホテルで、でも朝ごはんだけでも食べられると聞いて、
早速翌日にノアと行きました。
朝食は朝8時から、宿泊のお客様と同じスペースでとることができます。
室内と、テラス席があり、わたしは犬がいることもあったのと、
なにより緑が気持ちいい空間だったので、テラス席に。
モーニングメニューは、この日は、シンプルなトーストと、スムージーが選べました。
わたしはトーストを選びました。
自家製のカンパーニュと、鎌倉のベーコン、目玉焼き、
オレンジとドライフルーツが和えてあるケールサラダが添えてあります。
飲み物は、コーヒー、紅茶のほか、自家製の冷たい飲み物も選べます。
ドッグごはんもあって、この日は特別にノアにも朝ごはん💗
ささみや、野菜がたっぷり入ったごはん。
が、1分もしないうちに食べちゃいましたが(笑)
ガーデンに並んでいる椅子は、なにかイベントがあるのですか?
と、お聞きすると、こちらで結婚式ができるのだそうです。
ガーデンでお式を挙げて、テラス席で披露宴が可能とのこと。
新郎新婦はそのまま宿泊できますね。
宿泊は5室しかないので、平日の朝ごはんはとってものんびり。
食べ終わってからも、まったりとお茶の時間。
ノアものんびり寛いでいました。
週末は、地元の人も朝ごはんを目当てにたくさんいらっしゃるようです。
海は見えませんが、海岸まで徒歩2分くらい。
住宅地の中にあるので、車の音も聞こえず、この日はリスの鳴き声が聞こえて
どこかリゾート地にいるみたい。
週末に宿泊してもよいし、どこかほかの場所に泊まって、
朝ごはんだけ食べに来てものんびりできそうです。
のんびり朝ごはんが食べられた日は、なんだか幸せなわたしです。
皆さんの「今日」は小さな素敵、ありましたか?
日々の小さな素敵が、幸せの種になりますよ💗
A bien-tot! Mie