scene5:マーマレードサンド/おとなにも、『パディントン』。
映画に出てくる食事シーン。
見終わったあとには、なんだか無性に食べたくなったり、
そのメニューを見ると、なんとなくシーンがよみがえる。
そんな心に残るメニューがみなさんにもあるんじゃないでしょうか?
映画に出てくるそんなメニューを作ってみたり、食べてみたり。
名画のワンシーンからよみがえる、そんなちょっと素敵なメニューをご紹介します。
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2022年も残すところあとわずか。
クリスマスムードも過ぎ、街中のイルミネーションもお正月仕様にがらっと変わりましたね。
わたしはクリスマスのあの雰囲気がとても大好きなのですが、一瞬で終わってしまうので、毎年ちょっと寂しい気持ちになります。
さて、皆さんは今年一年どんな年でしたか?
楽しいことでいっぱいだった方も、あまり良くなかったと落ち込んでいる方にも、
今年最後の「Meals in movies」ではこんな映画をご紹介したいと思います。
A STUDIOCANAL RELEASE © 2014 STUDIOCANAL S.A. TF1
出典:パディントン(2016年)|映画|株式会社キノフィルムズ
赤い帽子と青のダッフルコートがトレードマークのかわいいクマのお話。
人の言葉が分かるというこの珍しいクマ。
なんとあのエリザベス女王とも共演し、話題になりましたね!
共演したのは、女王の即位70周年を記念したコンサートでのVTRの中。
バッキンガム宮殿にて女王とパディントンがお茶会を楽しむ様子が見られます
映像の中で、最後にパディントンから女王へ
『Happy Jubilee ma'am, and thank you… for everything.』
(ジュビリーおめでとうございます、陛下。そして全てのことに、感謝します)
という、感謝の言葉を述べるシーンがあるのですが、
1952年に即位した女王と、1958年に初めて登場したパディントン。
ほぼ同じ時を過ごしてきた二人。そして今ではイギリスだけにとどまらず世界中から愛されている二人が交わす言葉、というのがなんとも感慨深いシーンになっています。
さて、そんなパディントンのもう一つのトレードマークといえば《マーマレードサンド》。
映画の中では非常用に帽子の中に隠して持ち歩いていました。
今回はその(非常用?)マーマレードサンドを再現してみました★
といってもパンにはさむだけの簡単なもの。
本当はマーマレードジャムから手作りしようかとも思ったのですが、レシピを見てみたらマーマレードジャムを手作りするって本当に大変なことのよう…
これをパディントンたちはたくさん作っていたのかと思うと本当に頭が下がります。
▲ジャムを塗るだけの簡単なレシピです。
ちなみに今回使用したマーマレードジャムは、イギリス王室ご用達『チップトリ―』のジャムです。
甘さの中にピールに苦みが感じられて、そのほろ苦さがさらに甘さを引き立てているような上品な味でした。
実は最初『フランククーパー』のジャムを探していたのですが、店頭ではなかなか見つけることができませんでした、、、
通販では買えるみたいなので、今度買って試してみたいと思います!
▲はさむとこんな感じ
トーストにしても絶対美味しい!
と、思ったのですがパディントンはどうやら焼かずにはさんでいたようなので同じようにしてみました。
うーん、しかし映えない。
▲お紅茶もそえてみました…
こちらの紅茶もイギリス王室ご用達『トワイニング』のイングリッシュブレックファスト。
砂糖・ミルクなしのストレートでいただきます。
わたしがあまり紅茶に詳しくないため、味の違いを語ることができないのが残念です…
が!飲みやすくて、ストレートでも十分に美味しく楽しめました。
あとで知ったのですが、日本で買えるトワイニングはインターナショナル版といって、イギリスで飲まれているものとは少し違うそうですね。
それにイギリスは硬水で、日本は軟水なので、淹れたときの味わいも変わってくるそうです。
もしイギリスに知り合いがいる、または、イギリスに行く予定がある人はぜひ本場のトワイニングを味わってみてくださいね。
わたしは残念ながらどちらにも該当しないため、いつかイギリスに行けたときには本場のお紅茶をたしなみたいと思います。
ちなみにイギリスでいう紅茶は、日本の日本茶のようなもので生活になくてはならないものだそうです。
確かに日本茶を飲むとほっとする感じありますよね。おそらくそんな感じなのでしょう。
残念ながら今のところマルシェには紅茶の取り扱いはないのですが、
お茶はありますので、ぜひほっと一息つきたい方はそちらをお楽しみいただければと思います★
話は戻りますが、パディントンはもともと絵本が原作で、
スヌーピーやムーミンのように大人が読んでも十分に楽しめる作品になっています。
それはきっと、セリフの奥深さや、作品の背景にあるイギリスという国の歴史や文化が、このパディントンを通して伝わってくるからなのかもしれません。
家族みんなで楽しめる作品なので、ぜひ、年末の忙しい時期、ちょっと休んで映画でも見てみてはいかがでしょうか?
さて、2022年も「素敵に、マルシェ。」にたくさんの方が来てくださり、スタッフ一同本当に感謝しております。
そして、皆さんの毎日をちょっとでも素敵に彩るお手伝いができていたらとても嬉しいです。
来年もたくさんの素敵な商品をご紹介していきたいと思いますので、どうぞ、よろしくお願いいたします<(_ _)>
では、よいお年をお過ごしくださいませ☆彡
(店長)