scene3:ジェラート/自分のために『食べて、祈って、恋をして』。

 

映画に出てくる食事シーン。

見終わったあとには、なんだか無性に食べたくなったり、
そのメニューを見ると、なんとなくシーンがよみがえる。
そんな心に残るメニューがみなさんにもあるんじゃないでしょうか?
 
映画に出てくるそんなメニューを作ってみたり、食べてみたり。
名画のワンシーンからよみがえる、そんなちょっと素敵なメニューをご紹介します。
 
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9月17日がイタリア料理の日だったということで、今回はイタリアにまつわるスイーツをご紹介。

(当サイトでもそれにちなんでイタリア特集してます♪)

そもそもどうして917日がイタリアの日なのか。

イタリア語で【料理】を意味する「クチーナ」という単語があるそうですが、『9(ク)1(チー)7(ナ)』のごろ合わせで、イタリア料理の日と認定されているそうです。

 

イタリア料理といえばパスタやピザをはじめとするメニューから、ティラミスやイタリアンプリンなどのスイーツまで。

そして最近流行のマリトッツォやカッサータもイタリア発祥のスイーツですよね。

次に来るスイーツと呼ばれている「ボンボローニ」や「カンノーリ」「ズコット」まさにSNS映えするイタリアンスイーツが続々と出てきているのですが、やっぱりわたしは元祖イタリアンスイーツ(?)であるジェラートを推したい。

 

最近はようやく涼しくなってきたと思っても、やっぱりちょっと蒸し暑い。

そんなとき食べたくなる、ジェラート。

推しが食べてたジェラート。

冬の寒い中、なぜかテラス席でジェラートを食べていた推し。
いつ一緒に行ったっけ?と思うほど、写真だけで恋人気分を味わわせてくれる推し。 

推しが食べていたのはミルクだったけど、わたしがいただくのはお酒味。

 

さて、そもそもお酒の味がするジェラートってどういうものなんだろうと思いませんか?

 

このたびご紹介するのは、新潟県にあるジェラート工房ヤミーさんの日本酒ジェラート。

使用されているジェラートはあの「八海山」や「鶴齢」などの新潟を代表するお酒たち。

 
▲見た目のインパクトもすごい!高級感漂います…

お水が美味しい地域ってお米が美味しいですよね。

美味しいお米を使用して作られてるだけあってお酒も美味しい! 

そしてそんな美味しいお酒を使っているだけあって、ジェラートも美味しい!

 

お酒の甘みと、ミルクの甘みの相性が合っていてこんなに風味が豊かになるんだとびっくり。

アルコール度数は1%~3%程度だそうですが、このジェラート、どんどん食べられそうなくらい美味しいので、お酒が得意じゃない人でもいただけそう。

ただし、お酒が弱い方は酔っ払わないように気をつけてくださいね。。!

 
▲ふたを開けてみると綺麗な白いジェラートがお目見え。

お酒の香りがするかと思いきや、そこまで強くない香りなので一瞬はお酒だと気づかないかも?

「素敵に、マルシェ。」スタッフの中のお酒好きなメンバーたちも、お酒のジェラートがこんなに美味しいなんてと感動していました。

もし今後、当サイトでお取り扱いできたら、ぜひみなさんにも楽しんでいただきたいです
↑当店でもお取り扱いが始まりました!!

もちろんミルクや抹茶のようにアルコールが入っていないジェラートもありますよ!
そちらも濃厚でとっても美味しかったです♪

そしていつかは新潟までぜひ食べに行きたい。

晴れた日に広い空を見ながらのジェラート、贅沢だと思いませんか?

そんな旅行を夢見ながら美味しくぺろっといただきました。

 

さて、そんなジェラートをはじめイタリアの素敵な料理が出てくる映画といえば…

 

『食べて、祈って、恋をして』


© 2010 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.
出典:食べて、祈って、恋をして(2010)|映画|株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

 

この中では主人公がイタリア旅行中に、太ることを気にせずに美味しいものをとにかく食べまくるというシーンが出てきます。

ピザにパスタに七面鳥。ジェラートも食べるし、ワインもどんどん飲みまくる。

気持ちいいくらいにイタリアの食事を堪能する姿が見られます。

ここのイタリアでのシーンはいつ見ても本当にお腹がすいてくるんですよね。

 

イタリアで食を楽しみ、インドに渡って瞑想をし、最後はバリ島で素敵な出会いを果たす。

 

人間関係に疲れた主人公が自分探しの旅に出る物語。

 

仕事にも恋にも一生懸命向き合ってきたはずの主人公の女性が、満たされているはずなのに何か物足りなさや、もどかしさを感じて新しい自分を探す旅。

イタリアでの旅のシーン、

「楽しむことに罪悪感を感じず、イタリア人のように人生を謳歌しなさい」

この言葉によって、主人公はその瞬間を楽しむということに意識を向けていったように感じました。

 

この主人公結局ずっと何か罪悪感を抱えているんですよね。

楽しむことも、安らぐことも、誰かに恋をすることも。

最初に観たときは自分の欲のままに旅をして、なんてわがままな女性だろう、と思ったけどそれで良いんですよね。
わたしも知らず知らずにわがままに生きることに罪悪感を感じていたのかもしれません。

現実ではなかなか1年かけて三か国を旅するなんてできないことだけど、

好きなものを好きなだけ食べてみたり、

スマホやテレビから離れて一日くらいはゆっくりしてみたり、

誰かと恋をしてみたり、

自分のために好きなことを好きなようにしてみる日があっても良いかもしれませんね。

そしてそんな自分を責めたりしないで、そんな自分も許すこと。

 

そのときはぜひ、美味しいジェラートも味わってみてはいかがでしょうか。

 

(店長)

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